DL WORKS JOURNAL

2026.09.29 相続

相続した実家、すぐ売るべき? まず家族で整理したい5つのこと

横田英樹|住まいを再生し、地域をつなぐ

相続した実家、すぐ売るべき?

実家を相続したとき、「この家をどうするか」をすぐ決めなければならないように感じる方は少なくありません。

売るのか、残すのか、貸すのか。選択肢はいくつもありますが、最初から答えを決める必要はありません。大切なのは、家族の気持ちと不動産としての現状を分けて整理することです。

1.誰が相続するのかを確認する

まず確認したいのは所有関係です。遺言の有無や相続人、遺産分割の状況によって、その後にできることは変わります。売却を考える場合でも、誰の判断で進められる家なのかを整理することが出発点です。

2.今後、誰かが住む可能性はあるか

「いつか使うかもしれない」という気持ちと、実際に住む予定があることは別です。家族それぞれの意向を確認し、具体的な利用予定があるのかを話しておきましょう。

3.持ち続ける費用を把握する

誰も住んでいなくても、固定資産税、保険、庭や建物の管理、修繕などの負担は続きます。遠方であれば、現地へ行く時間や交通費も管理コストの一つです。

4.家の中の荷物をどうするか

実家には、家具や家電だけでなく、写真や思い出の品も残っています。すべてを一度に片付けようとせず、「残すもの」「家族で確認するもの」「処分を検討するもの」に分けると進めやすくなります。

5.建物の状態と市場性を知る

築年数だけで家の価値は決まりません。立地、土地の形、接道、建物の状態、リフォームの可能性などによって選択肢は変わります。売却を決めていなくても、現状を知るために不動産会社へ相談することはできます。

決める前に、整理する

相続した実家は、単なる不動産ではありません。家族の記憶が残る場所だからこそ、判断に時間がかかるのは自然なことです。

一方で、何も決めないまま時間が経つと、管理負担や建物の劣化が進むこともあります。まずは「今どうなっているのか」を整理し、その家に合った次の選択肢を考えていくことが大切です。

DL WORKS GROUPでは、相続した不動産や空き家について、売却を前提としない段階からご相談いただけます。

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